東京朝顔研究会 初心者のための大輪朝顔作り
1.開花前の管理
花は蕾と認められてから20日前後で開花する。
子蔓の4番目に付いた蕾は残しておいたところで、結果的に鉢の外で咲く(「鉢こぼれ」という)ことになる。
鉢こぼれの花は審査対象外となる。良い花が咲いてくれるかもしれない蕾を摘むのは辛いことだが仕方ないと諦めるしかない。
開花1週間前頃には肥料を打ち切る。直前まで肥料が効いていると、花に汚れが出たり、ちぢれたりして逆効果となる。
朝顔は水花の異名があるくらいで開花前はたっぷり与えて肥料分を抜く。
2.花の観賞
切込みづくりは早朝開花したら、屋内に取込み、卓上、床の間などに飾って、極上のお茶を喫し、観賞したら極楽気分でしょう。
しかしこれも午前中のこととし、花は切って水盤などに浮かし、鉢は元の置場に戻さなくては、明朝咲く花に影響する。