|
|
腐葉土は一部わら、もみ殻、カヤ、バークなどの植物系堆肥に置き換えても差し支えない。微塵を抜いておく。
赤玉土はりん酸を奪い取る性質があるので、赤玉土とりん酸質肥料が直接触れないようにする。りん酸質肥料は腐葉土などの有機質に混合してから赤玉土と配合する。
また、赤玉土と焼成赤玉土はpHなどの性質が異なるので、pH調整には留意する。
赤玉土は根詰まり防止のためふるいで微塵を取り除いておく。小鉢栽培には小豆〜大豆大の粒をそろえる。
基本用土には、赤玉土のほか、荒木田土がある。荒木田土は赤玉土に比べて保肥力・保水力が優れ、排水性が悪い。かん水のたびに砕けて根詰まりの原因になるので、荒木田土を用いる場合はEb-aなどの団粒化剤を用いて大豆大の大きさに丸めて調整する。
砂利は軽石のほか、日向土、桐生砂、富士砂、矢作砂、パミス、パーライト等に置き換えても差し支えない。小鉢用では小豆大のものをそろえる。
培養土の乾きがよくないようであれば、砂利を1割までの範囲で増加して調整してみる。
培養土は、3号鉢で10鉢あたり3.5L、4号鉢で10鉢あたり8.5L、7号鉢で10鉢あたり35L用意すると十分足りる。
培養土は前もって準備しておき、軽く湿らせておく。
培養土に混合しておくものとして、ようりん(熔成燐肥)を培養土1リットルあたり小さじ軽く一杯の割合で混合しておきます。
培養土の他、鉢底石(ゴロ)も用意しておきます。小鉢では鉢底に1cm、乾きにくい環境では3cm程度まで敷きます。